鉄道が「萌え」化される昨今、ついに鉄道もエロゲに登場するようになりました。


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熊本県のくま川鉄道湯前線をモチーフにした「御一夜鉄道湯医線」を舞台とした「まいてつ」。
球磨川も「クマ川」、人吉駅(くま川鉄道では「人吉温泉駅」)も「御一夜温泉駅」、湯前駅も「湯医駅」、熊本銀行も「隈元銀行」、青井阿蘇神社も「赤井阿蘇神社」として登場し、球磨川で有名な川下りや鉄道橋梁(球磨川第四橋梁)、さらに同じ熊本県にある南阿蘇鉄道も「阿曽山岳鉄道」として登場します。
そもそも登場人物(というかレイルロオドとして登場する)のハチロクは国鉄のSL8620形(通称「ハチロク」)を擬人化していますが、その8620形の435両目である58654号機は現在「SL人吉」の牽引機として熊本〜人吉間を走っています。
かなり細かな取材して作ってるなぁと感じました・・・やってないけどww

今後も鉄道絡みのエロゲ、出るのかなあ?



南阿蘇鉄道は先日の地震で運休が続いていますが、路線の復旧にむけて義援金の受付口座を開設したそうです。
詳細はこちらから。



そんなやったことのないエロゲをなぜブログの題材にしたのかというと、その「まいてつ」のオープニングテーマの歌詞がちょっと素敵だなあと。


彼方から此処まで 懐かしきイ草の景色
明日枯れてもなお 蘇るように
霧のなか眠って 忘れてた小さなライト
今こそ火を灯せ レイル・ロマネスク
もういちど 続く夢のさきへ
やがて残す轍を辿りながら
もうすこし 追いかけてた瞳
同じ道映すこと誇りにして

カタコト鳴り響く ため息を かき消す音に
誘われた気がして振り向けばそこに
いつから一人で 泣いてた小さな子ども
手をとり 乗り込んだ レイル・ロマネスク
もう二度と 還らない時から
ひとつ連れてゆける 君とゆける
もうすこし 追いかけていたくて
置いてきた涙のあたたかさよ

もういちど 続く夢のさきへ
やがて残す轍を辿りながら
もうすこし 追いかけてた瞳
同じ道映すこと誇りにして


少しだけ琴線に触れたこの歌詞が気になったので、きっとオープニングテーマが動画サイトにうpられてるだろうと思って、検索してみたらようつべにありました。





・・・意外にジャジーでした。
デジタル・ポップだと思っていたのに・・・。

ジャジーな感じに仕上げたのはもしかすると三角線を走っている観光列車「A列車で行こう」でジャズのスタンダードナンバー「A列車で行こう」が使われてるのを意識してるのかも。

まあエロゲはやる気ないけど、「ああエロゲの舞台になったんだ」って目でくま川鉄道に乗りに行ってみるのもいいかも。
「田園シンフォニー」号という新しい車両も登場してますしね・・・座席指定しないとダメだけど。
(ちなみに「まいてつ」のハチロクのスマホケース欲しかったなあと後悔してるのはナイショww)