突然だがおっぱいについて考察する前に、8月4日に東海テレビで起きた事件について述べたい。

8月4日の東海テレビ「ぴーかんテレビ」内で「怪しいお米」「汚染されたお米」「セシウムさん」と書かれたテロップが23秒間にもわたって流された。
この内容はYouTubeなどにもUPされているのでご覧になられた方も多いだろう。

翌日の「ぴーかんテレビ」は放送休止、3分間のお詫び番組のあとアニメを放送、そして夕方の約15分間をお詫びと報告として特別番組を放送した。
これら一連の番組もアップロードされている。

これらの番組を見て思ったことは、まずなぜ制作者や制作会社の責任者、スタッフが番組で直接謝罪しないのかということ。
社長の謝罪はともかく、アナウンサーには気付かなかったという以外に非がない。
こんなテロップを作る現場の問題なのだ。
一番の責任はテロップを制作した人物にある。
その人物と所属する会社の責任者がお詫びをするべきだ。

次に放送内容だが、放送技術や方法の一面が見れたことは勉強になるが、送信したことが問題ではなく、そのようなテロップを認識しながらその場で訂正させない、スタッフのモラルが問題なのだ。
放送やこの件の報道では「不適切な表現」と言ってるがこれは「不適切な表現」ではなく「不謹慎な表現」である。

さらに言えばこれは「放送事故」ではなく「事件」なのだ。
放送されないからと言って仮のテロップに何でも書けばいいというものではない。
常日頃からの心掛けが大事だ。
仮に「加藤鷹さん」でもいいものをなぜ「セシウムさん」と入力するか、あまりにも報道局に仕えるものもしくはその報道局から受注されている者として配慮に欠けていないだろうか。

民放局はバラエティ番組が多過ぎるために現場の緊張感というものが失われているような気がする。
報道という面でNHKを超えられないのはこう言った面にもありそうだ。
もっと報道する立場なんだ、それを手伝う立場なのだということを自覚してほしい。

さておっぱいについての考察だが、紙面の関係上また次回にまわすとしよう。

(このコラムは「あまいきつねとみだらなたぬき新聞」に寄稿したものです)